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下駄、草履、履物への当店のこだわり。こだわりは専門店としてのアイデンティティーだと考えます。 下駄、草履等の履物に対する確かな目と知識があればこそ、品質に、履き心地に、こだわりたくなります。

  • 鼻緒の中

    足の痛くならない鼻緒
    (実は柔らかい鼻緒でも足に合わせた調整をしなければ痛くなります。履き心地は鼻緒だけでは完結しません。)

    こだわりの鼻緒( 画像中央)当店使用の鼻緒 浅草尾崎商店および同等品 柔らかい綿が中までたっぷり入り、足の当たる部分は麻ひもに撚りをかけていないので平らに潰れてくれます
     左、一般的に使用されている鼻緒 紙と硬いボール芯だけ よった麻紐のままなので、ゴロゴロした足当たりが残り、鼻緒擦れも起き易くなります。
    また、最近一部で足の痛くない鼻緒として出回っている物や、 中国製の下駄に使用されている、中がウレタンフォーム(スポンジ素材)の鼻緒(画像右)もダメです。
    太くて柔らかいので、一見良さそうに見えますが、太さの半分、麻ひもの通っていない部分は力を受けても伸びて逃げるだけで、実際に足に当たるのは麻ひもとその周りに巻いてある薄いスポンジだけ、腰の無いスポンジは柔らかすぎて、麻ひもにかかる力を分散してくれません、見た目とは裏腹に実際足に当たる感じは、麻ひもが直に当るよりましと言った程度です。

  • 麻

    当店使用の鼻緒の麻ひも

    足に触れる鼻緒の部分はご覧のように麻に撚りをかけていないので、ゴロゴロした足当たりがありません。
    全部撚ってある麻ひもと比べると、格段にコストがかかりますが目に見えない部分でも妥協はしません。
    尚、これらはナイロン等の化学繊維を使用しています。(現在国内では本物の麻ひもは高価でこれを鼻緒用加工している所はほとんどありません)麻と違い丈夫で切れにくいのですが、若干伸びが出ますので使用中に鼻緒の再調整が必要になる事もあります。 当店でお買い上げいただいた下駄や草履の鼻緒の再調整は何回でも無料でいたします。

  • 挿げ

    緩みにくい鼻緒挿げ

    一番こだわっている部分で、これが有るから180年以上営業を続けることができ、わざわざ遠方からご来店下さるお客様がいらっしゃるのではと思います。
    一つ目は鼻緒をすげる技術、もう一つはお客様の足に合うように履き良く調整する技術です
    鼻緒のすげ方はいくつか方法がありますが、当店ではその中でも一番手間のかかるやり方ですげています。理由は簡単、このやり方が一番鼻緒と芯のなじみが良く緩み難いからです。写真Aが他店のもの、麻ひもが一本のままなので、緩み易い。 Bも他店の手抜きの三本すげ、鼻緒に通した矢印の部分に力が集中する為、履いているうちに鼻緒が切れてDのように穴が広がり、鼻緒が緩みます。 Cが当店の鼻緒のやり方、麻ひもで一旦鼻緒を固定してからループさせて都合三本ですげるので緩み難くなります
    他店では、草履はA、下駄はBのすげ方をしている店をよく見かけますが、当店では、すげるのが難しい雪駄も含め、全てCのやり方で一足一足丁寧にすげております。

  • そして、一番重要なのが足に合うように履き良く調整する技術です これは理屈より経験の積み重ねによるところが多い技術で、当店のスタッフは素足を見ればそのお客様にぴたりと合う鼻緒調整が出来ます。
    鼻緒が足に合わない程きつければ、その為に足が痛くなります。逆に緩ければ楽そうに感じますが、緩いと履物のなかで足が必要以上に動くので、歩いて疲れるし鼻緒擦れがおき易くなります。

    出来の良い鼻緒を足に合うように挿げて初めて、足の痛くならない下駄、草履が出来ます

  • 下駄の台

    塗り下駄の場合塗ってしまえば判らない為天二・天三の台を使用しているところもありますが当店では塗り下駄も天一を使用しています。